今昔漫画家物語
今回は漫画家に対する思いつきです。
僕が10代の頃読んだ少年漫画で中心にいたのは鳥山明だと思うのですが、他に「真面目なゆうきまさみ」「奔放な萩原一至」がおり、鳥山はこの二人の中間の印象です。
実はこの並び、更に昔の三大巨頭を参考にしております。奔放な永井豪、真面目な横山光輝、中間の手塚治虫の3人です。
この新旧の対比、どこか似てると思うんですよね。黙示録的な世界を描いた永井豪と萩原一至。巨大ロボで敵と戦う横山光輝とゆうきまさみ。お子様ロボットを描いた手塚治虫と鳥山明。
まあ巨大ロボは永井豪もマジンガーZを描いていますし、手塚は魔神ガロンやマグマ大使、萩原一至も『BASTARD!!』で竜戦士ルシファーを登場させています。なので正確な対比ではないのですが、大雑把な印象です。
尚、萩原>鳥山>ゆうき の順でエロ度が下がります。永井>手塚>横山 も同様。
ただ時代が違うせいか、作品数が全然違います。特に萩原一至は『BASTARD!!』の一発屋みたいな感じですし(あかほりさとると組んだ『爆炎CAMPUSガードレス』とかありますが)、鳥山明も『Dr.スランプ』と『ドラゴンボール』の二発屋です。ゆうきまさみは一般にはあまり知られてませんが、そこそこのヒットを出し続ける、打率高い人の印象です。
ちなみに『爆炎CAMPUSガードレス』ですが、ウィキペディアのあらすじには、
東京のはずれにある扉学園は、魔界とこの世をつなぐ“門”で、生徒たちは全員がそれを守る“防人”。世界と魔界を繋ぐ「門」の守護者“防人”をやっている最強の神野八純を中心としたサイキックアクション&ラブコメディ。
とあります。先日発表された新海誠監督の新作映画『すずめの戸締まり』が「列島各地に開いてしまう、災いの扉。主人公の鈴芽(すずめ)がその扉を閉めて旅をする」と言うストーリーらしく、なんか似てますね。